夏目颯人 詩人家

詩の無断転載NGです

虚無

寂しい夜には目を瞑って

心に問う苦しくはないか?と

 

聞かないフリをしていた

本当は気づいてたのに

 

ー 頬を流れる雫が瞼に滲んで ー

 

誰かに認められたいだとか?

誰かに愛されたいだとか?

思い続けても

 

誰かに認められたいだとか?

誰かの光になりたいだとか?

思い続けていた 

 

幻想の中で今も生きている

 

侘しい夜には瞼の奥あなたが 泣いている

吐いた言葉の意味が体に染み付いた

 

ー 雨にうたれている ー

 

誰かに認められたいだとか? 

誰かに愛されていたいとか?

自分の我儘だと分かっていて

 

誰かに認めれたいだとか?

誰かの夢になりたいだとか?

思い続けて

 

誰かの私になりたいだとか

誰かの僕になりたいだとか

思い続けても

 

まだ...幻想の中で生きている

 

Uhu....